かけがえのない経験

By nob, 2016年1月22日

いつかは、独り立ちをする子どもたち。人生には、楽しいこと辛いこと等いろいろなことが起きる。自分の力でしっかり苦境を乗り越えてこそ、本当の意味での幸せを手に入れることができる。
そんな人になってほしいと思って、息子が小2の時に、スカウトの扉をたたきました。まずは、息子の反応を見てから入会を決めようと、体験会に参加しました。すると、迎えてくれたスカウトのみんなと自然の中で楽しそうに戯れていて、目を輝かせて話してくれたことを昨日の事のように思い出します。本当に嬉しかったです。
昆虫が好きで、キャンプの時は本当に嬉しそうでした。テント設営・ロープワークなども教わり、知らないことを知る喜びを感じ、それを私たちに教えてくれるのも楽しみになっていました。

それから6年経った今、ボーイスカウト隊の一員として、世界ジャンボリーに参加しています。完璧な成長を遂げて、参加して
いる‥とは言えません。仲間と意見や考え方が合わずぶつかること、計画が進まないこともありました。「そなえよつねに」とは程遠く、叱られたこともたくさんあります。改善することに時間がかかることもありました。その度にどうすればいいのか考えて、逃げなかったこととやりきったことは力となり、一つ一つの経験が彼を少しずつ確実に成長させてくれていると思います。

年齢や個性も様々な子達が集まり、集団で活動していくために、それぞれ葛藤しているのではないかと思います。そこを乗り越え、力を合わせられる。その醍醐味がスカウト活動で確実に得られることを、何度も見てきました。このような思いを家族で共感できることが本当に幸せです。世界ジャンボリーは、各国の人達と交流できて、心と心が通じ合うイベント。帰ってきてから話を聞くのが、とても楽しみです。
スカウトと共に成長させていただけることに、我が家全員感謝しています。ありがとう!

(マリオのすけ母さん)Fu01-005

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