趣味の〇〇〇

By noyama, 2015年11月26日

〇〇〇の中には、今の自分の仕事を入れて下さい。これは、当団名物の言い方。例えば「本職はボーイスカウト、趣味で会社員しています。」となる訳です。
この語源は、当団に「趣味の呉服屋」と豪語していた先輩リーダーにあります。残念ながらそのリーダーは若くして他界したのですが、自営業で呉服屋を営んでいながらジャンボリーは毎回参加(しかも先発で出て後発で帰ってくる)、仕事の車は自団や地区の輸送車、研修所と聞けばいつも奉仕員で参加。店舗兼自宅には、仕事の道具よりボーイの道具の方が多いくらいでした。実際、キャンプや大会で何か不足品がある場合「買うよりまず彼に訊け」というくらい何でも揃っていました(例:栓抜きからチエーンソー、発電機まで)。そして、年三分の一、いや、半分はスカウト活動に費やしていたと思います。
私は職業が警察官なので、本来なら「趣味の警官」と豪語しなければならないのですが、仕事柄そこまでは言い切れません(影では時々言ってはいますが…)。しかし、できる限り休日はスカウト活動に時間を費やす様に努力しています。
この先輩の影響を受け、私も、13回、15回、16回とジャンボリーにリーダーとして参加しました(7回にもスカウトで参加しています)。もちろん17回も参加しようと計画中です。
私自身、小学校5年から始めてスカウト歴も40年が経過しました。この間結婚し、娘2人も生まれ、上の娘はカブ隊まで、下の娘はボーイ隊まで私に付き合ってくれました。
特に上の娘は、当団が隊員不足で休団寸前の時、ビーバー隊入隊年齢となり、私が隊長、妻が副長、スカウトは娘のみで活動し、団が存続できて大変感謝しています。
しかしながら、あのリーダーの様に「趣味の警官」と言えるにはまだまだ遠いです。

(K.S) ky04-002

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